エステサロンで使用されている業務用脱毛器を紹介します。あわせて、主にエステサロンで使用される「光脱毛器」と、クリニックなどで使用される「レーザー脱毛器」の違いについても解説しています。
業務用脱毛器に限らず、業務用エステ機器全般に言えることですが、いくら最新機器を導入しても結果的に売上に繋がらなければ意味がありません。エステ開業後の利益を考えて、頼れるメーカーに相談してはいかがでしょうか。選び方がわからないという方は、「集客・経営面で頼れる業務用エステ機器メーカー」の基準をチェックしましょう。
脱毛と同時にイオン導入ができる脱毛マシン。脱毛で負荷のかかった肌を同時にケアすることが可能です。脱毛以外にも美肌ケア・フェイシャル・バストケア・メラニケアの施術に対応できるため、1台で豊富なメニュー作りができることがメリットと言えます。
高出力を維持できるため往復照射が必要のない脱毛マシン。イオン導入脱毛モード、ヒゲ脱毛モード、バストケアモード、フォトRFモード、ブラックピーリングモード、メラニケアモード、キッズ脱毛モードの7つのモードを搭載しており、この1台で多彩なメニューを提供することができます。
「SHR方式を元にして自社で開発したNEO方式」と、「IPL+RF方式」の2つのモードを搭載。毛周期に関係なく施術ができることに加えて、産毛や金髪、日焼けした肌などにも使用ができる点もメリットといえます。
脱毛では独自技術のNPL(ニューパルスライト)方式を採用し、2度の打ち重ねは不要で1回の照射で完了できます。
IPL方式だけでなくSHR方式を搭載しているので、毛質や肌質、部位など施術内容に応じて選択できます。
人気の低コスト次世代型脱毛複合機。スリムなデザインでありながら、脱毛・美白・リフトアップと1台で3役を使いこなせる多機能性があります。
施術時間が短くベッド回転率を約10倍にアップすることができるので、大手に負けない価格設定を可能にしています。
国内での開発と生産にこだわって販売されている業務用光脱毛器。スムーズな使用感や肌へのいたわり、効果や安全性を考慮し、脱毛とフェイシャルの両方に必要なスペックを搭載しています。
電子部品も基盤もコンデンサもメイドインジャパン製品。その製造やメンテナンス、ランプ交換などは国内にある自社工場でおこない、急なトラブルにもスピーディーに対応可能。
脱毛専用ハンドルは大きな照射面。しっかりとした効果を重視した次世代型連射で、1秒間に3発連射。施術時間もスピーディーに、全身を高速処理します。
脱毛、フェイシャル、バストと使える国産の制毛機。S.S.C.M方式による20連射で短時間でのトリートメントを提供できます。
導入前のシミュレーションや料金設定、集客方法なども案内してくれます。万が一、機械の不具合などには専任のメンテナンススタッフが対応してくれます。
熱効率が良いので、さまざまな部位の除毛・減毛が可能。さらに、肌質や毛質に合わせた出力調整で、うぶ毛もメンズもOK。一人一人に適したケアが提供できます。
業務用脱毛器とは、エステティシャンやクリニックの医師が使う、プロによる脱毛機器のことです。その名の通り、脱毛サロンやエステ、美容外科などのクリニックで業務用に使われている脱毛器の総称ですが、エステで使われる業務用脱毛器は「フラッシュ(光)」を使う脱毛器であり、クリニックなど病院では「医療用レーザー」を使用した脱毛器が用いられています。
脱毛器には大きく分けて、光とレーザーの2種類があります。そのうち、光脱毛はエステサロンでもクリニックでも扱うことができますが、医療用レーザーは専門医や医療従事者の元でのみ使用を認められています。
したがって、エステサロンで医療用レーザー脱毛を受けることはできません。
業務用脱毛器のメリットとしては、通常の家庭用脱毛器では難しい深層部の毛根にまで働きかけ、効果を出すことができるという点にあります。
エステサロンやクリニックに何度も通う必要がなく、必要な時に必要なだけ脱毛ができるという点でも効率的。費用についても、機器を購入したり、メンテナンスをする際にのみかかるだけで、エステへ通う交通費などが一切かからない点も魅力的です。
デメリットとしては、家庭用脱毛器以上の出力を誇るため、皮膚にトラブルが出る場合がある(もしくはそのリスクがある)ということです。正しく機器を扱わなければ、皮膚に火傷の症状が出てしまったり、赤みがさす、ヒリヒリするといったトラブルにも遭いやすくなります。
エステサロンやクリニックでは、専門的な知識を持つ施術者によって脱毛が行われます。そのため安全にも配慮してもらえますが、自分で業務用脱毛器を使う場合、機器の取り扱いやアフターケアの知識が不足しているためにトラブルに遭うという可能性もあります。
業務用脱毛器を使うことで、深層部にまで確実に働きかけるため、家庭用の脱毛器では得られなかった脱毛効果が期待できます。毛深い方や、毛の生えかわるスピードが速い方の場合、家庭用脱毛器では少し物足りないと感じる場合がありますが、そのような方には業務用脱毛器がおすすめです。
一度に広範囲にわたって光を照射できる脱毛器もありますので、毛の生えている部分が広い方や、一度に時短効果を得たい方には広範囲照射が可能な脱毛器がおすすめです。
業務用脱毛器は基本的に、機器の取り扱いや皮膚へのアフターケアなど、正しい施術知識を持った人が使うものです。そのため、まったく脱毛器を使ったことのない方にとっては、少々難易度が高いと感じられるかもしれません。
説明書をよく読み、正しく機材を取り扱うようにして、皮膚へのダメージも最小限に抑えるようにすれば、業務用脱毛器は最大限の力を発揮することができます。
光脱毛とは異なり、レーザー脱毛に使われる機器は、医師などの医療従事者でなければ扱うことができません。一般の購入は認められていませんので、注意が必要です。
業務用脱毛器を使用する際は、皮膚にトラブルがないことが最低条件となります。火傷や傷の治りかけ、出血があるといった場合にはもちろん、ニキビや湿疹、かぶれなどが出ている場所にも器具を当てることはできません。
脱毛を繰り返し行う際には、皮膚にダメージが蓄積されていきますので、アフターケアが必須となります。そのため、機器の扱いだけでなくアフターケアに関する知識も必須となりますので、知識が不足している方は業務用のものを使うことは避けた方が良いでしょう。
また、妊娠中の方やお子さんはもちろん、皮膚が薄い部分への照射なども避けましょう。
プロの脱毛にはエステサロンや脱毛サロンでの施術と、美容クリニックで行う場合との2種類があります。エステサロンで行う場合は「光脱毛」、クリニックでの脱毛は「レーザー脱毛」が用いられるのですが、その違いを明確に把握しておくと実際に脱毛するとき役立ちます。
まず、光脱毛とレーザー脱毛の違いを簡単に説明していきます。光脱毛の特徴は、複数の波長を含む光で広範囲に照射。一方のレーザー脱毛では、単一の波長を集中的に照射することで施術を行います。
光脱毛は、光の出力が一定に設定されているためどんな人でも扱えますが、照射出力の高いレーザー脱毛は医療従事者の使用しか許されていません。
以下で、それぞれの脱毛の特徴をさらに詳しく解説していきます。
光脱毛は、光を照射して毛根のメラニンを刺激して脱毛を促す方法。サロンによっては「フラッシュ脱毛」と呼ばれることもあります。照射出力は比較的に弱く、その分痛みが少なくて肌に優しいのが特徴。2~3ヶ月に1度、毛の生える成長期に施術を行い、これを1~2年の間繰り返すことで脱毛します。
最近では、値段の手頃な家庭用の光脱毛器もありますが、あまり有効でないことも。エステサロンのほうが、確実かつ高い効果が得られます。
レーザー脱毛器は、医療従事者でないと扱うことができないため、美容クリニックでの施術となります。光脱毛よりも出力が高く、痛さを感じる場合もあることから、事前に麻酔クリームなどを塗って痛みを軽減させます。
光脱毛と同様に、毛周期に合わせて5~6回の施術を繰り返し脱毛。出力が高い分、脱毛効果もアップしますが、1回あたりの値段は光脱毛よりも高くなります。