エステを運営している方、これから開業する方々、サロンの集客方法はどんな手段に頼っていますか?
広告に力を入れれば確かに集客力はアップするかもしれませんが、フリーペーパーを作ったり看板を設置したりするたびに多額の費用がかかります。
メニュー料金を下げているサロンもあるかもしれません。しかし、価格競争に巻き込まれると、サロンの経営状態は疲弊する一方となってしまいます。
サロンを長く経営していくためには、一時的な広告や無理をした低料金ではいずれ行き詰ってしまうでしょう。それよりも、他店との差別化を進めることこそが、生き残りの大きなカギとなります。
では、どういったところで他店と差別化を図ればいいのか…。
手厚いサービスやアフターフォロー、エステティシャンの高いハンドテクニックなど様々ありますが、なかでも効果的なのが、独自の施術とマシンの導入です!
サロン経営でよく陥りがちな落とし穴が、あれもこれもと施術メニューを欲張って増やすことです。
どんなものでも、あまりに多くのメニューがあるとわかりにくく、顧客は選びきれずに迷うことになります。施術メニューの個性も失われ、どれも同じに見えて結果的に印象の薄いものとなってしまうことでしょう。
それよりも、施術メニューを絞り込み「このエステサロンならこれ!」 というような看板メニューを叩き出すことが先決。
「脱毛に特化している」、「部分痩せならここ」、「極上のリラックスタイムを提供」など、とにかくサロンの得意分野を見つけるのがおすすめです。
さらに、地域や客層に合わせた施術メニューも有効となります。個性的かつ客層にマッチした施術メニューを用意して、他店との差別化を図りましょう。
エステサロンといえば「美」に特化した広告でおなじみです。しかし、どれほど美しい広告を出しても、人の目に留まらなければ集客は難しくなってしまいます。 そこでまずは、お店の「オリジナリティ」というものを前面に押し出すよう工夫をしてみてください。
たとえば、トレンドである美容方法や美容機器をピックアップしてPRしたり、「今話題の~」と名の付くような話題性のある商品を取りあげる、人の興味をひくような施術を広告にして掲載するなど、さまざまな方法が考えられます。
いずれにしても個性がなければ、お客さんはそのお店に興味を感じづらいものです。「きれいなサロン」「通いやすいサロン」というだけではなく、それ以外にももうひと押し「PR」できる何かがあると、集客にもつながります。
お店のホームページはもちろんのこと、スタッフブログやTwitterなどは今やどのお店でも常識です。
お店のスタッフが普段どのようにして施術をしているか、スタッフの日常生活や「美」に関する情報などを積極的に発信することで、お店に親近感を感じてもらいやすくなります。 中には、スタッフがブログやTwitterをプライベート用に活用しているお店もありますが、あまりにも生活感が出るとお客さんは興味を失ってしまいます。
あくまでもエステサロンに関わっている情報だけを載せるようにして、「こんなサロンなら行ってみたい」「もっと話を聞いてみたい」と思えるような情報を載せると良いでしょう。
最近では、メールマガジン代わりにLINE@を活用しているお店も増えてきました。お店からのキャンペーン情報やお得な情報、最新機器の導入に関するお知らせなどは、手軽に利用できるツールを使って発信すると良いでしょう。
Twitterからでもお知らせを発信することはできますが、より手軽に目に留まるLINE@の方が効率的という意見もあります。どちらの場合でも、便利に活用できるツールには間違いありませんので、うまく活用して情報を発信していきたいところです。
エステサロンの実店舗に置いてあるメニューや、ホームページのメニュー項目を見てみると、 意外に分かりにくいと感じられるのがメニューの内容と料金です。 いくつも施術を扱っていたり、オプションを組み合わせられるようなサロンほど、メニュー内容が繁雑になりやすいので注意が必要です。
お店の雰囲気は悪くない(ホームページもオシャレ)なのに、メニューだけがどうにも分かりにくい・・・となると、お客さんは「一体いくらかかるの?」と不安になってしまいます。残念ながら、そこから客足が遠のく可能性もゼロとは言えません。 お客さんはどんなサービスであっても、お店が提示する料金をできるだけ正確に知りたいと考えています。
施術がトータルでいくらかかるのかはもちろん、簡潔な料金相場であるほど繰り返し利用がしやすくなりますので、メニュー表の見やすさや料金の分かりやすさにもこだわってみてください。
リピート、新規、お試し体験など、サロンにはさまざまなお客さんが訪れます。中には知り合いや身内の方、ご親戚などもいらっしゃるかもしれません。 そのような一人一人のお客さんに対しては、詳細な分析を行います。
体のどの部分について悩んでいるのか、コンプレックスの有無、前回訪れてからどれくらい経過したか、どんなコースがお好みか・・・など、それぞれに合わせた分析を行うことによって、丁寧な対応が可能になります。
誰でも、特別視してもらうことで「このお店を選んで良かった」と思うものです。その特別視こそが集客に繋がっていきますので、 ユーザーの求めるニーズに対応するためにも、ぜひ積極的に分析を行っていきましょう。
「他店と違った施術メニューを!」といっても、そうすぐには用意できないこともありますよね。
そんなときには、サロン経営の戦略や業界動向に詳しいエステ機器販売会社に頼るのも効果的。最先端マシンや他店にはないエステ機器を導入すれば、差別化も簡単に行うことができるからです。
業界知識が豊富なエステ機器販売業者に相談すれば、きっとサロンにぴったりのマシンを紹介してくれることでしょう。